※手相の鑑定方法は流派や鑑定する先生によって個々に分かれます。
このページでは当サイト(陽亭)での鑑定方法について解説致します。

黒子(ほくろ)は大別すると2種類
黒子(ほくろ)は大別すると2種類あります。
一つは「茶ぼくろ」または「死にぼくろ」と言って、色素が抜けて茶色になっている黒子の様な物です。
一応黒子は円形であるという定義があるのですが、茶ぼくろの場合は形が楕円形であったり、いびつな形をしている場合もあります。
茶ぼくろは、肌の新陳代謝等によりいずれ消えてゆく可能性があるため、手相鑑定においても特に気しなくて良いと鑑定します。
そして、もう一つは「黒ぼくろ」で、こちらは「活きぼくろ」と言われ、黒く円形、多少盛り上がっている黒子です。
こちらは手のどの場所に存在するかにより鑑定内容が異なります。
基本的に黒ぼくろは、「丘・宮(手の根本にある平らな部分)」や指の意味を邪魔する、唆(そそのか)す存在があると鑑定します。
例えば親指の根本=艮宮(ごんきゅう)に黒ぼくろがある場合、物事の変化や家族関係の形成において邪魔が入りやすいと鑑定されます。
ホクロにある唯一の例外
そんなホクロですが、1箇所だけ例外があります。
それは、手のど真ん中に黒ぼくろが存在する場合。
手の中央にあるホクロはは「福つかみ」と言って、気力(エネルギー)の受け渡し量が何倍にも増加するとされ、大変おめでたい黒子と鑑定されます。
手の中央は古代中国の手相で「明堂(みょうどう)」と言い、光が集まる場所と定義されています。
そのため、光がたくさん集まって黒点の様に見えるホクロにはたくさんの気が詰まっていると解釈されるのです。
動きを活発にしたいときには、手の真ん中に黒く円を描いてみるのも良いかもしれませんね。
鉛筆やシャープペンシルの芯が刺さってしまった!?
そして、よくいただく質問として「小さい頃に鉛筆やシャープペンシルの芯が手に刺さってしまって…」という感じで手のひらに黒点が存在する方がいらっしゃいます。
意外と長年残ってしまったりするので気になる方も多い模様ですが、これは黒子ではないので基本的には鑑定の対象としません。